ものへの愛着は、どこから生まれるのか。
それは必ずしも、機能性の高さやデザインの美しさだけではありません。
たとえばつくり手の想いや、かけられた手間と時間。
長く使い継いでいくための創意工夫。
どこまでも使う人のことを考えた、小さなこだわりの数々。
目には見えない部分にこそ宿るものづくりの精神や、
誰かに語りたくなるストーリーにふれたとき、
わたしたちは機能を超えた価値を見出し、
「もの」は「愛用品」へと変わっていくのではないでしょうか。
Story & Factoryは、日本の工場で一点ずつ丁寧に仕立てられた家具を、
つくり手の想いとともに届けるブランドです。
全国各地の家具工場を訪ね、日々使い手と向き合い
試行錯誤と挑戦を繰り返すつくり手たちに出会い、
自分たちが納得できるものだけをセレクトしました。
指先の感覚だけを頼りに磨きあげられる椅子の、なめらかな肌触り。
引き出しを開けるたびに漂う、やさしい木の香りまでデザインされた机。
つくり手の存在を感じられるふとした瞬間の積み重ねが
やがて愛着となり、人生に豊かな時間をくれる。
わたしたちは、そんなプロダクトの向こうにある風景に光をあて、
心を動かす家具との出会いを届けていきたいと願っています。
Story & Factoryの家具はすべて、「メイドインジャパン」のプロダクト。
全国各地の工場と提携し、一枚の板からひとつの家具が完成するまで、その全工程を日本の高い技術で行っています。
わたしたちがプロダクトに求める基準は大きく4つです。
工場独自の技術やストーリーがあること。材料である木にこだわっていること。手入れをしながら長く使っていける、サスティナブルな家具であること。そして、飽きのこないシンプルなデザインであること。
江戸時代の指物職人にルーツを持つ福岡の工場や、国内外の一流ブランドから製造を依頼される広島の工場など、技術と情熱を持ったつくり手たちをパートナーに、ストーリーのある日本の家具をラインナップしていきます。