稀少な北海道産の桜でつくられた無垢材のダイニングテーブル。SF12のラウンドタイプです。家具に使われること自体が珍しい桜ですが、桜材は無垢でも狂いが少なく、密度が高いのでほこりや水を吸いにくいという大きな利点があります。製作するのは、広島県福山市で親子3代にわたり木の家具をつくる創業70余年の工場。先代社長が仕入れた国産の桜材を少しずつ切り出し、大切に使い続けています。
デザインの特徴は、2.6cmと薄めの天板と、先端に向かって細く削られた脚が生み出すスタイリッシュなフォルム。ダイニングテーブルとしては驚くほど細身の脚であるにもかかわらず、がたつきのない安定感ある使い心地は同社の卓越した技術の賜物です。また、4本の脚をなるべく天板の外側につけ、天板からほぼ垂直に伸ばしたデザインは、北欧のヴィンテージ家具を思わせるシンプルな印象に。無垢材のため一点一点表情が異なりますが、北海道の厳しい冬を幾度も耐え抜いた桜ならではの風合いをそのままにお届けします。