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2023.01.16

オイル仕上げの椅子の取り扱い方やお手入れ・メンテナンスについて

オイル仕上げは木の表面を塗膜で覆ってしまうウレタン塗装と違い、植物性の天然オイルを木の表面に浸透させて保護する塗装ですので、木肌本来の手触りや風合いを自然に味わうことができます。その一方で水分には弱い面もあり、飲み物をこぼしたり、水滴で濡れたグラスをそのまま放置したりするとシミになりやすく、注意も必要です。

そのような特徴を踏まえた上で、ウレタン塗装にするのか?オイル仕上げにするのか?を選択するわけですが、小さなお子様がいらっしゃるご家庭など、テーブルの場合はどうしても汚れやすい場所でもあり、気軽に水拭きがしにくいオイル仕上げの選択は躊躇しがちです。もちろんランチョンマットやコースターの使用、定期的なお手入れやメンテナンスを施すことで、回避できる部分もありますが、やはり気軽に・・・という訳にはいきません。

では、椅子の場合はどうでしょうか?

ここではオイル仕上げの椅子の取り扱い方やメンテナンスについてお話ししたいと思います。

テーブルはウレタン塗装、椅子はオイル仕上げも選択肢のひとつ

椅子の場合、みなさんのご家庭でもわざわざ水拭きする機会は頻繁にはないと思います。不意に何かを溢してしまったとかでもない限りは、年に一度の大掃除の時に埃を払う程度ではないでしょうか?ですから同じオイル仕上げであったとしても、普段の取り扱いにおいて、テーブルほど神経質になる必要はないかと思います。

ただし、水拭きはしないまでも、アームチェアなどは、長年使用していると手を置く部分が汚れてきたり、オイルが抜けて毛羽立ってきたりします。またアルコール消毒をした濡れた手で肘掛けを触るということも、以前よりは増えていることでしょう。すぐにという訳ではありませんが、それも積み重なるとだんだんオイルが抜けて、木肌がザラザラしてくる原因になります。そのような時はテーブル同様、軽くペーパーで磨いたり、オイルで拭いてメンテナンスをしていただければ、リフレッシュして長くお使いいただくことができます。

オイル仕上げと聞くと、どうしても取り扱いが難しいイメージをお持ちの方もいらっしゃいますが、椅子の場合はそれほど慎重になる必要はありませんし、メンテナンスと言っても業者にお願いするような難しいものではありません。場合によっては、テーブルは毎日水拭きしたいのでウレタン塗装、椅子は木肌の質感を楽しめるオイル仕上げで、というようにアイテムによって塗装を分けることも選択肢のひとつだと思います。

ぜひ、オイル仕上げの椅子で木の質感や風合い、また経年変化をお楽しみいただければと思います。

※オイル仕上げの椅子はこちら

※ウレタン塗装とオイル仕上げの違いについてはこちら

※オイル仕上げのテーブルの取り扱い方やメンテナンスについてはこちら

※商品紹介や納品事例はこちらでもご覧いただけます。

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