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2024.07.6

ダイニングチェアは肘掛けありと肘掛けなしどっちがいいのか?

ダイニングチェアを選ぶ際、肘掛けのある「アームチェア」が良いか?それとも肘掛けの無い「アームレスチェア」の方が良いのか?は迷うところです。

どちらもそれぞれの良さがあり、ひとつのダイニングテーブルに合わせて肘ありと肘無し、両方を揃えるという方もいらっしゃいます。

では、アームチェアとアームレスチェアでは、それぞれどんな良さがあるのでしょう?

肘を置いてゆったりと座ることができ、食事の時以外もくつろげる

まずアームチェアの良さは肘掛けに肘や腕を置いてゆったりとくつろぐことができるところです。食事の最中にゆったりすることは無くても、食事が終わった後にお茶を飲んだりテレビや雑誌を見たりなど、しばらく食卓でくつろぎたい時ってありますよね。

ダイニングは何も食事をするだけの場所では無いはず。そんな食卓で過ごす時間を、よりくつろげる時間にすることができるのがアームチェアです。

また立ち上がる際や座る際など、肘掛けが支えとなり、楽に立ち座りすることもできます。

例えば弊社の椅子をレストランや料亭に納品させていただく場合、コース料理を提供する比較的滞在時間の長いお店であれば、アームチェアを採用されることが多いです。そこは料理に加えて、お客様にお店でどのような時間を過ごしていただきたいかまで考えた上でアームチェアを採用いただいているのではないかと思います。

注意したいのはスペースの問題。肘掛けがある分、テーブルの下に椅子が収まらない場合や、座る時に椅子を大きく後ろに引く必要が出てきます。そうすると部屋の中でそれだけスペースを取ることになるので、それを考慮した上でレイアウトする必要があります。

コンパクトで省スペース、出入りもしやすいアームレスチェア

一方、アームレスチェアの良さはコンパクトで使いやすい点。肘掛けが無いので、テーブルにセットした時も占有スペースは最小限で済みます。また座る際に椅子を大きく引く必要がないので、そのぶん動線や生活空間を広く確保できたり、重さという点においても、当然ながら肘掛けがないので軽くなります。

双方の良さを取り入れたハーフアームチェア

アームチェアのようなくつろぎ感を残しながら、テーブルへの収まりや省スペースを意識しデザインされたのがハーフアームチェアです。「ちょい肘」などとも呼ばれますが、背もたれから少し出っ張った肘掛けがついていて、軽く肘をのっけてくつろげます。ご家庭の食卓はもちろんのこと、レストランや割烹などのカウンターチェアとして採用していただくことも多いです。

このように「アームチェア」、「アームレスチェア」ともにそれぞれの特徴を踏まえた上で、ダイニングの役割や生活スタイル、スペースに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

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