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2025.02.1

フローリングの色に合わせた家具の色選びについて

フローリングと家具の色は、お部屋全体の印象を左右する重要な要素のひとつです。それぞれの配色ひとつでお部屋が広く見えたり、落ち着いた雰囲気を演出したりすることができます。そこでここでは、フローリングの色に合う家具の色選びについて、基本原則、配色のパターン、そして具体的な事例についてご紹介したいと思います。

フローリングの色と家具の相性

フローリングの色は大きく分けて、明るい色・中間色・暗い色の3つに分類できます。それぞれの特徴と家具の組み合わせ方を見ていきましょう。

1、明るいフローリング(ホワイト、ナチュラル系)

明るいフローリングは、部屋全体を広く開放的に見せる効果があります。このタイプのフローリングには、以下のような家具の色が適しています。

・ホワイト系の家具:統一感が生まれ、清潔感のある空間を演出できます。

・ナチュラルウッドの家具:同系色でまとめることで、優しく温かみのある印象に。

・アクセントカラー(ブルー、グリーン、グレー):白やナチュラル系のフローリングと対比させることで、引き締まった印象を与えます。

2、中間色のフローリング(オーク、ウォールナット系)

オークやウォールナットのような中間色のフローリングは、ナチュラルで落ち着いた雰囲気を持っています。これらのフローリングに合う家具の色は次のようになります。

・ブラウン系の家具:フローリングと同系色で揃えると、統一感があり、落ち着いた空間に。

・ブラック系の家具:シックな印象を加え、高級感を演出できます。

・グレージュ系の家具:中間色同士の組み合わせで、柔らかく上品な雰囲気を作り出せます。

3、暗いフローリング(ダークブラウン、ブラック系)

暗い色のフローリングは重厚感や高級感を演出しますが、家具の選び方によっては暗く圧迫感のある空間になってしまう可能性があります。そこで、次のような家具の色を選ぶとバランスが取れます。

・明るい色の家具(ホワイト、アイボリー):コントラストをつけることで、圧迫感を軽減し、洗練された印象に。

・グレー系の家具:上品で都会的な雰囲気を作り出すのに適しています。

・ダークブラウンやブラックの家具:統一感が生まれ、モダンで落ち着いた空間に。ただし、照明で明るさを確保することが重要です。

配色の基本ルール

家具の色を選ぶ際には、インテリアの基本的な配色ルールを意識すると、より美しい空間を作ることができます。

1、60:30:10の法則

・ベースカラー(60%):フローリングや壁など、大部分を占める色。

・メインカラー(30%):家具やカーテンなどの主要な色。

・アクセントカラー(10%):クッションや小物などで彩りを加える色。

このバランスを意識することで、調和の取れたインテリアが実現できます。

2、色のトーンを揃える

同じ色でも、トーン(明度や彩度)が異なると統一感が失われることがあります。例えば、ナチュラルウッドのフローリングには、くすみがかったアースカラーの家具を選ぶと、自然な調和が生まれます。

3、コントラストを活かす

明るいフローリングには暗めの家具を、暗いフローリングには明るめの家具を組み合わせることで、メリハリのある空間を作ることができます。

スタイル別の家具選び

フローリングの色と家具の組み合わせは、部屋のスタイルにも影響を与えます。代表的なインテリアスタイルごとに、適した家具の色を紹介します。

1、北欧スタイル

・フローリング:明るいナチュラルウッド

・家具:ホワイト、ベージュ、ライトグレー

・ポイント:シンプルで温かみのある素材を選ぶ。

2、モダンスタイル

・フローリング:ダークブラウン、ブラック系

・家具:ブラック、ダークグレー、ホワイト

・ポイント:直線的なデザインや光沢感のある素材を活用する。

3、カントリースタイル

・フローリング:ナチュラルウッド、オーク系

・家具:パイン材、ホワイト系、パステルカラー

・ポイント:木の温もりを生かし、素朴な風合いを重視。

フローリングの色に合う家具を選ぶ際には、色の相性や配色のバランスを意識することが重要です。また、部屋全体のスタイルに合わせることで、より統一感のあるインテリアを実現できます。ぜひ家具の色や素材を選ぶ際の参考にしてみてください。

※フローリングの色に合わせて選ぶテーブルや椅子はこちら

※商品紹介や納品事例はこちらでもご覧いただけます。

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