耐久性と座り心地を追求した「いいソファ」の条件である重量感のある素材を使いながら、シンプルなラインと細めの脚でスタイリッシュなデザインに仕上げました。ベース部分は下張りに国産バネのポケットコイルを160本以上使用し、その上に硬さの違う数種類のウレタンを組み合わせ。さらに座面のクッションにもポケットコイルを使用し、高密度ウレタンと厳選されたフェザーで包み込みました。この「ソファを2つ重ねたような構造」によって、深いところからしっかりはね返ってくるような弾力と、体の凹凸にフィットする絶妙なやわらかさを両立しているのです。
製作を手掛けるのは、ものづくりの街・東大阪で60年、ソファを専門につくってきた名工房。ほとんどの工程を職人の手仕事で行い、代々受け継がれてきた技術の中には、現在ではできる職人が数少ないという希少な技術もあるとか。何世代にもわたって受け継いでいけるソファをめざし、完全受注生産で一点一点こだわり抜いたものづくりを貫いています。構造部分はもちろん仕上がりの美しさへのこだわりも強く、1ミリの隙間もなくびしっと揃ったクッションのラインや生地ごとのクセまで計算されたシワひとつない張り込みはまさに職人技。リビングの中心に、強くて美しい日本のソファを。