NEWS&COLUMN

2023.12.4

アルダー材の特徴について

優しい木目と、温かみのある色合いから、ナチュラルテイストや北欧テイスト、カントリーテイストの家具の材料としてもよく使われるアルダー材。弊社の商品の中にも、デスク「SF1」やシェルフ「SF2」「SF4」など、アルダー材を使用した家具がたくさんあります。そんなナチュラルテイストのインテリアには欠かせないアルダー材はどんな特徴があるのでしょうか。

主張し過ぎることのない木目と柔らかな木肌がナチュラルインテリアを演出する

太平洋の北西海岸やヨーロッパが主な産地のアルダー材は、カバノキ科ハンノキ属の広葉樹。ヨーロッパでは神聖な木、クリスマスツリーに使用される「聖樹」のひとつとして、古くから崇められてきました。

その特徴はなんと言っても柔らかく優しい印象の木目と、温かみがありほんのり紅色掛かった褐色の色合い。天然木特有の節が比較的少なく癖のない木肌が、お部屋をナチュラルインテリアへと印象付けます。また木材を加工する前の乾燥がしやすく、その後の伸縮率も低いため、日本のような高温多湿な環境で使用しても狂いが少ないという特徴もあります。このように狂いが少ない上に木肌が美しいという良さをそのまま活かせるよう、相性の良いオイル仕上げで塗装している家具が多いという訳です。

日本では家具の材料としての用途がよく知られていますが、広葉樹の中では比較的柔らかく、加工しやすいということから、ギターやバイオリンなどの楽器の材料としても使われるアルダー材。ちなみにエレクトリックギター界の名門フェンダー社では、加工のしやすさや彫刻のしやすさなどの理由もあり、材料として主にアルダーを使用しています。

天然木にはつきものの経年変化。アルダー材も御多分にもれずですが、紫外線の影響で日焼けし、色が濃く変化するオークやチェリーと違い、逆に明るさが増していきます。ほんのり紅色掛かったオレンジっぽい色味は、時間と共に白っぽさへと変化。よりナチュラルな印象を深めていきます。

柔らかいということで、傷に弱いのでは?との心配も聞こえてきそうですが、そこはやはり広葉樹。杉や檜のようなことはありません。しかもオイルで仕上げた家具は補修ができるという点もポイント。多少の傷や凹みであれば、補修して使えるので安心です。

アルダー材の家具をうまく取り入れて、お部屋を北欧風のナチュラルなインテリアに仕上げてみてください。

※アルダー材を使ったデスクはこちら

※アルダー材を使ったシェルフはこちら

※商品紹介や納品事例はこちらでもご覧いただけます。

HOME NEWS&COLUMNCOLUMNアルダー材の特徴について