納品事例「北欧家具を連想させる有機的な曲線が魅力のダイニングチェア」

北欧家具を思わせる有機的な曲線が魅力のチェア「SF9」。その美しい曲線は、何層にも重ねれれた無垢材を削り出すことで作られています。まずNCルータと呼ばれるコンピューター制御の機械で大きな木の塊を削り出して行くのですが、仕上げは全て職人さんの手仕事によるもの。機械の工程の何倍もの時間をかけ、サンダーやペーパーなど道具を変えながら、人の手で丁寧に磨かれ美しい曲線に仕上がっていきます。

また強度と耐久性を一層高めているのが、接続部に用いられている「フィンガージョイント」という工法。フィンガージョイントとは、木材を接合するための一種の技法で、指のような形状のくさび状の突起と溝を作り、これを組み合わせて接合部を作ります。こうすることで連結部に力が均等に分散されるため、剛性や強度が高まります。