本革ならではの強い存在感を放ちながらも、ローバックのワンシートデザインと細く長い脚が洗練された佇まい。造形美と機能美を追求した一脚のソファが誕生しました。
張り地には、日本屈指の皮革生産量を誇る兵庫県たつの市でつくられた本革を使用。400年以上受け継がれる「鞣(なめ)し」の技術で丹念に仕上げられたその革は、「龍野レザー」と呼ばれ、世界中のブランドで使用される逸品です。30以上もの工程を経て、「皮」が「革」になるまでの期間は約1ヶ月。きめ細かく滑らかな手触りと、しなやかで張りのある質感は、職人の経験による緻密な調整無しには得られません。
座り心地を左右するソファの本体部分は、富士山を望む静岡県の工場でソファを専門に製作するメーカーが担当。下張りに自社で研究開発したオリジナルのSバネを使用し、あらゆる体型に対応する強度と座り心地を実現しました。また座面、背もたれ、肘部分に3種類のウレタンを組合せて使用。50年以上培われた経験をもとにウレタンの種類や厚みを微調整し、最適な座り心地を追求して何度も検証を行っています。
通常、ソファの座面奥行きは600mm程度が一般的ですが、こちらは650mmとかなりゆったり設計されています。これにより寝そべったりあぐらをかいたりと、生活に寄り添った過ごし方が可能に。美しさと機能性を両立した妥協なきソファを、ぜひ。