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2024.06.24

納品事例「成熟した大人の風合いを放つブラックチェリーの椅子」

千葉県船橋市 S様邸

ダイニングチェア「SF7」ブラックチェリーを納品させていただききました。

世界三大銘木になぞらえ「ニューイングランドマホガニー」とも呼ばれる

ご新居用にダイニングチェアを検討されていたS様。生地見本と板見本が見てみたいとのことで問い合わせをいただきました。候補は「SF7」でしたが、樹種をホワイトオーク、レッドオーク、ブラックチェリーでお悩みでした。

ホワイトオーク、レッドオーク、ブラックチェリーはいずれも北米産広葉樹を代表する銘木。家具の材料としてもよく使われます。

ホワイトオークとレッドオークは同じブナ科コナラ属の近縁種で植物学上の分類は同じ。色味、木目、比重など微妙に違いますが、個体差によっては見分けがつかない場合もあります。

一方でブラックチェリーはバラ科サクラ属の広葉樹で、淡い木目と優しくしっとりとした木肌が特徴。そして最大の魅力はなんと言っても経年変化です。

もちろんホワイトオークもレッドオークも時間の経過とともに色味が変化していくのですが、ブラックチェリーの経年変化はその比ではありません。当初は淡いピンク色だったものが濃いオレンジがかった飴色へ。その円熟味を増した表情は、世界三大銘木のひとつ「マホガニー」になぞらえて「ニューイングランドマホガニー」とも呼ばれるほどです。

今回は板見本も見比べていただき、新居の建材やフローリング、テーブルとの兼ね合いも考慮してブラックチェリー材にて製作させていただきました。

経年変化したブラックチェリー

メイン写真はお届け直後のまだ若いブラックチェリー。数年後に赤みが増し、成熟した大人のブラックチェリーが見れるのを楽しみにしています。

※商品情報

①ダイニングチェア「SF7」/素材:ブラックチェリー/張地:スムージーUP8276/仕上げ:オイル仕上げ

※ダイニングチェア「SF7」の納品事例はこちら

※ブラックチェリー材の特徴についてはこちら

※ナラ、ホワイトオーク、レッドオークの違いについてはこちら

※納品事例はこちらでもご覧いただけます。

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